物件見学とその後のトラブル
先日の駅近物件を見学。内装は数年前にリフォームしたばかりなのでさすがに綺麗だった。動線が悪いのとエレベーターがないのはマイナス。あと、透視はいらないな。
前院長はよくしゃべる方で、いろいろなことを教えていただけた。
診療圏調査はイマイチだけど場所もいいし前向きに交渉したいと思った。今回はA社と見学に行ったが、ここはコンサルフィーや物件紹介料で合計500万円ほどかかるので、もう同じ物件を紹介してくれたK組合に依頼することとした。
その旨を両者に伝えたところ、A社から怒りのメールが返ってきた。そりゃあ500万円、売主から同じだけもらうと合計1000万円の案件だから必死にもなるのはわかるけど。
曰く、
見学に行った後は他の業者に代えることはできない。←そんなことは聞いてない。
自分のところが紹介するまでその物件について知らなかった←他の業者も取り扱ってるし検索したら出てくる
契約上、道義上問題あり←契約してない。道義上問題あるというなら、他の人を見学に連れて行ったのは問題ないのか?
前院長に迷惑かけてもいけないので、K組合の方に相談することにした。夜にメールしたにもかかわらず、その日のうちに返信があり、次の日に会って話しましょうとのこと。こういう問題に強い人を連れてきてくれるらしい。
楽しみだ。
承継の話
あるコンサル会社から承継物件を紹介された。
現在の勤務地と同じ市内の駅から徒歩2分の戸建てクリニック。築後35年くらい経っているけれど、4年前にリフォームして綺麗になっているとのこと。その際に内視鏡などの機器類も新しくしているらしい。長男が跡を継ぐ予定で実際副院長として診療していたようだが、勤務医の方が向いているということで勤務医に戻ったらしい。で、承継希望とのこと。
立て坪が60坪くらい。2階建てなので30坪づつ。1階に受付、診察室2つ、処置室。2階にレントゲン室、内視鏡室が2つとスタッフルーム。トイレは各階に1箇所ずつ。
譲渡費用として◯千万円、家賃として毎月◯十万円が条件。コンサル会社に500万くらい払わないといけない模様。
メリット
- 患者を連れて行ける
- 以前かかっていた患者が来てくれるかもしれない
- 上記により立ち上がりが早いと思われる
- 開業時のコストが少なくて済む
- スタッフも以前の人が来てくれる可能性あり
デメリット
- 動線が悪い
- エレベーターがない
- 透視装置は必要ない
- 賃貸契約となるがやはり長男が継ぎたいとなった時に契約を継続してもらえるのか
- 開業希望時期が一致しない
とりあえず一度見学させてもらうこととなった。実際みたら考えが変わるかもしれないな。